聖書のお話 2026.07.26
【聖書箇所】マルコの福音書4:35~41 【説 教 題】イエスのみわざ(嵐を静める) 【中心聖句】風や湖までが言うことを聞くとは、いったいこの方はどなたなのだろうか。 (マルコ4:41) 【説 教 者】黒田 明 【新 聖 歌】248人生の海の嵐に 新約聖書「マタイの福音書」「マルコの福音書」「ルカの福音書」そして「ヨハネの福音書」には、この地上におけるイエスさまのすばらしい教えと驚くべきみわざの数々が記録されています。たとえば、マタイの福音書5章から7章には「山上の説教」として知られているイエスさまの教えが記録されており、この記事は山上の説教を聞いた群集の反応をもってしめくくられています。どのようにしめくくられているのかというと、「 イエスがこれらのことばを語り終えられると、群衆はその教えに驚いた。イエスが、彼らの律法学者たちのようにではなく、権威ある者として教えられたからである 」(7:28-29)とあります。要するに、律法学者たちの教えとはまるで違って、イエスさまの教えには神のいのちに満ちた真実さがあり、またイエスさまには神そのものとしての権威があることを群集は直感したのです。さらには、このことを通してイエスさまにある底知れぬ神の知恵への驚きと、また「神が共におられるのでなければどうしてこのようなことが」といったような恐れ(畏敬の念)が群集の心の中に起こってもきたのです。 さて、きょうのところですが、ここには「自然界に対する最初の奇蹟」として知られているイエスさまのみわざが記録されています。そこで私たちは今回、この箇所を通して、弟子たちだけでなく私たち自身が、イエスさまにある底知れぬ神の力への驚きと、また「神が共におられるのでなければどうしてこのようなことが」といったような恐れ(畏敬の念)をもつお互いでありたいと思うのです。 さっそくですが、まずは4:1をご覧ください。その日、イエスさまはガリラヤ湖のほとりで舟の上から大勢の群集に向かってお話をなさいました。どんなお話かというと、種蒔きのたとえを中心に、実を結ぶ秘訣が何であり、成長する秘訣が何であるのかをお話なさったのです。なお、きょうの聖書箇所はその日の夕方のことになりますが、イエスさまは弟子たちと共に向こう岸に舟で渡ろうとなさいました。というのも、あまりにも多忙なイエスさまでい...